モジュール
ちなみにモジュラープログラミングは、最初にモジュール単位でプログラムを作る。次いで、その出来上がったプログラムをそれぞれ合体させて一つの大きなプログラムを作って行くという、プログラミングのやり方を言う。
ソフトウェアのモジュール
ソフトウェアのモジュールは、プログラムの中で特定の機能を持つひとまとまりのものを指す。いくつものモジュールが結合されたものがプログラムとなる。
また、ソフトウェアのモジュールには上位と下位の概念がある。上位モジュールはフォームなど、直接ふれる部分のこと。下位モジュールは、システム内部で動作するものを指す。
モジュールはつながりのある機能を一定のものにまとめたものであるため、プログラミングに際して分割することで作業効率が高まる。これはモジュール単位で動作テストができる上に、モジュールの変更で性能向上などが容易になるためである。
ハードウェアのモジュール
ハードウェアのモジュールは、それ単体で高い機能を持つ部品のことを指す。かつて、IBMがPC/ATの仕様を公開して、規格に沿う部品であれば中身はどんなものでも組み込み可能という方針をとったため、各部品メーカーの競争がはじまった。
その結果、パソコンの性能が飛躍的に上昇して現在に至る。これはパソコンを製造する側が安価で優れた性能を持つモジュールを手に入れやすくなったからだ。ハードウェアのモジュールでは基板など、取り換え可能なものを指す。
モジュールの意味を簡潔に説明すると
一定の機能を持つ部品のこと。