ユーザビリティ
一般に、ユーザビリティが高いと言えば、操作性に優れていることを意味する。ユーザビリティに似た日本語では、使い勝手や使いやすさ、使用性、利用品質など似たような言葉がいくつもある。国際標準化機構では、「ある製品が、指定された目標を達成するために用いられる際の、有効さ、効率性、ユーザの満足度の度合い」と定義されている。ユーザビリティそのものがハッキリと定義されている訳ではないのだが、通常、ユーザビリティといえば「使い勝手」や「使いやすさ」「操作性」などを指すのが妥当のようだ。
ウェブサイトにおけるユーザビリティ
ウェブサイトでのユーザビリティは、簡単で悩まず、スムーズに操作できることが重要になる。期待する操作に移行してもらえなかったり、デザインが悪くて見にくかったり、広告が多すぎたりするとユーザビリティは低下する。この場合、テストと修正を繰り返し、サイトの評価を高めることが望まれる。
ユーザビリティとアクセシビリティの違い
アクセシビリティは、ある製品の機能やサービスなどの使い勝手の度合いのことである。役立つかどうかは問題でない。サービスや機能に到達もしくはそれらによって情報を得られるかどうかが問題となる。高齢者や子供、視覚に問題のある人でも容易に利用できるかどうかに重点が置かれる。そのため、文字の拡大や音声変換しやすいかといったものが評価基準となる。
アクセシビリティは誰でも利用できる状態を目標とした使い勝手の度合いのことであり、サービスや機能に到達できるかが問題となる。一方、ユーザビリティは特定の利用状況において、特定のユーザによって、指定された目標を達成するために用いられる際のユーザの満足度などの度合いのことである。
ユーザビリティの意味を簡潔に説明すると
操作しやすいといった使いやすさ。ユーザビリティが高いと言えば、使いやすいことを意味する。