アクティブユーザー

アクティブユーザー(active user/AU)とは、特定の期間内において一回以上のセッションが発生したユーザー数のこと。

ユニークユーザーとユーザー、アクティブユーザーは、アナリティクス(analytics)上では、ほとんど同じ概念で使われる。アクティブユーザーとユーザーは同じ数になる。そのため、大差は無い。いずれもある同一期間内において、同じ人のセッションが一回以上発生した場合、その期間中のアクティブユーザー数は1である。

アクティブユーザーは、利用回数の多い会員のことも指す。会員登録が必要なシステムにおいて、サービスの利用頻度の多い会員と少ない会員を判別するために使われる言葉でもある。登録した人にどれぐらいサービスを使ってもらっているか、の状況を表す指標でもある。ソシャゲなどと言われるゲーム関連などがその代表例。

また、アクティブユーザーは、月間のアクセス数を意味するMAUと略称して表記されることが多いが、日間を意味するDAUや週間を意味するWAUといった略称で使われることもある。

アクティブユーザーとセッションの違い

アクティブユーザー数は、ある期間内に一回セッションが発生した時、その期間内において1回とカウントされる。ここで注意しなければならないのは、その同一期間内において同じユーザーが再び訪れると、セッションは1回増えて2回とカウントされるが、アクティブユーザーは重複分が削除されるため、1回となる。

尚、アクティブユーザーは、日間だと「Daily Active Users」、週間だと「Weekly Active Users」、月間だと「Monthly Active Users」となる。これを略称して、それぞれ「DAU」、「WAU」、「MAU」と呼んでいる。また、これらの略称が使われているケースでは、利用回数の多い会員のことを指している場合が多いようだ。

アクティブユーザーの意味を簡潔に説明すると

ある期間において、一回以上訪れた人のこと。