マルチメディア
マルチメディア(multimedia)とは、画像や音声、動画、文字などの複数の媒体を使って表現する方法や手段、仕組みのこと。
もともと、画像や音声などは古くからよく使われていたものであった。マルチメディアという言葉が聞かれるようになったのは、パソコンのスペックが高くなって、動画などを扱えるようになってからだという。この時、画像や動画などを扱うための技術用語だった。
また、テレビやビデオがデジタル化される前までは、パソコンでいうマルチメディアとこれらのものは区別されていたようだ。パソコンはデジタルで処理されているが、昔のテレビはアナログだったからである。音が出て映像が見れても、デジタル処理されるパソコンとは違うといった意味合いだろう。
その後、更にパソコンのスペックが上がっていって、簡単に動画ファイルなどを扱えるようになると、マルチメディアという言葉が一気に普及した。
しかし、マルチメディアという言葉には、厳密な定義はないようだ。一説には、画面を見ながら対話形式で操作する形が備わっている(インタラクティブ)ことが必要であるとする話もあるが、ハッキリはしていない。
今では普通のサイトやブログでも動画を簡単に扱えるようになっており、複数種類の情報をひとまとめにして扱うという観点からは、これらもマルチメディアになる。複合媒体だからである。また、パソコンや携帯電話など、情報通信機器の連携をマルチメディアと言うこともある。
尚、媒体とは、一方から他方へ伝えるための仲立ちとなるものである。マルチメディアのケースでいえば、動画や画像、音声、文字などがこれにあたる。
マルチメディアの意味を簡潔に説明すると
動画や音声などをまとめて扱う複合媒体のこと。