ローミング

ローミング(roaming)とは、携帯会社が展開するサービス範囲外でも、契約者は携帯電話を使えるサービスのこと。

携帯会社などと契約した場合、通常はその携帯会社が展開するサービスエリア内でしか通信をすることができない。しかし、その携帯会社が、他の地域でサービス展開している別の携帯会社と提携を結んでいる場合、契約者は両方のサービスエリア内で通信ができる。これをローミングという。

また、海外へ行った際、加入しているプロバイダが提携している現地のプロバイダのアクセスポイントから、加入先のユーザIDを使ってダイヤルアップ接続ができるサービスを利用できることもローミングと言う。この場合、海外であるため、国際ローミングとも。

ただし、海外でサービス展開しているプロバイダの料金形態は、接続時間によって料金が異なる従量制を採用しているケースが多い。日本では定額制が主流であるため、海外でサービスを受ける場合は注意が必要である。帰国後に予想外の高額請求をされるかも知れないからだ。

そのため、ローミングを使う場合、あらかじめ、料金形態の情報を得ておくことが望まれる。また、インターネットへのアクセスのしかたや、アクセス先の電話番号なども調べておく必要がある。

ちなみに、ローミングはデータ ローミングともいう。日本国内でこの機能をオンにしていても基本的に料金が発生することはないようだ。しかし例外もあるようで、特に旅行やビジネスなどで海外へ行く予定がなければ、ローミングをオフにしておくのが無難である。

ローミングの意味を簡潔に説明すると

契約先の通信事業者のサービスエリアだけでなく、その通信事業者と提携している別の通信事業者のサービスエリア内でもサービスが利用できること。