アイピーブイフォー/IPv4

IPv4(アイピーブイフォー)とは、ネットワーク上でデータのやりとりをするための、通信に関する決め事のこと。またそのバージョンの四。

アイピー(Internet Protocol)とは、データ通信の手順や手続きなどを標準化して、それをまとめた決め事のこと。インターネット・プロトコルという。最大三桁の数字をワンセットにして、それをドットでつなげて四個にした形式で表現される。この数値は、コンピュータやネットワーク機器などの住所を意味する。

IPv4は、アイピーというインターネット上におけるデータ通信のやり方を決めたルールのバージョン四番のことである。インターネットなどのネットワークでは、サーバやパーソナルコンピュータ、スマホ、ゲーム機など、様々な機器同士でデータのやりとりをしている。これらの機器がそれぞれ独自のルールを使ってデータ通信した場合、多分つながらない。そこで、機器同士、みんなで仲良く情報のやりとりをしようじゃないか、という話になってアイピーというルールができた。ここでいうルールは、規格や決め事、手順、仕様などの意味である。IPv4はそのバージョン四として誕生したルールのことである。

尚、アドレス長が32ビットのIPv4は、およそ42億個のアイピーが使える。しかしインターネットの爆発的な普及によって一気になくなりそうになったため、IPv4のその先行きがとても心配された。そこで、このIPv4枯渇に対して考え出されたのがアドレス長128ビットのIPv6である。IPv4かどうかの確認はルータのWAN側を見ればよい。ブリッジモードでは確認できないかも知れない。

IPv4の意味を簡潔に説明すると

情報通信における手順のバージョン四。