アラート
アラートは、警報や警戒、待機などの意味を持つ英単語である。注意喚起や準備を促進させたり、或いはそれらを呼び掛けたり、知らせたりする目的がある。
一般には、パソコンに関してエラーを出力するボックスのことを指すケースが多い。この場合、アラートボックスともいう。
また、アラートは通知という意味合いでも使われることがある。例えば、新しいニュースやインターネット上のホームページなどで更新があると、電子メールやRSSフィードといった形態でこれらを知らせるサービスやソフトウェアがある。他にもオークションでの商品登録や何らかのサービスでのキャンセル待ちの通知などもアラートと呼ばれることがある。
パソコン関連でいうアラートは、利用者が正しい操作を行わなかった際、手前に現れるボックスの内容のことである。その内容は、注意を促したり、知らせたりするもの。これは警報、つまりアラートである。また、このボックスのことをダイアログボックスと言うが、アラートボックスはダイアログボックスの一種である。
アラートの種類には、操作に対して情報を付け加えるような形で利用者にそれを知らせるだけのものや操作などに対する注意喚起、或いはアプリケーションなどの動作そのものを停止させる宣言のような形態のものがある。また、アプリケーションを削除してからコンピュータを再起動すると、共有ファイル(DLL)が一緒に削除されてしまったなどの原因で、エラーに関するアラートが表示される場合もある。これらのアラートは、目的別に表示される。
その他、プログラミング言語の一種であるJavaScriptのメソッドを使ってアラートを表示させることがある。こちらはブラウザでホームページを見ている際に出力される。例えば、電話番号の入力欄に数字以外が入力された時になどに、アラートが出てくることがある。これは正規表現などを使って条件分岐(しきい値)しているため。ブラウザによっては、このアラートを出ないように設定することができる。