ベンチマーク
ベンチマーク(benchmark)とは、あらゆる物事に対して、「~べきである」といった基準などを指す言葉。
ベンチマークは、測量の分野で使われてきた水準点を指す言葉である。これが金融や投資、コンピュータの分野へも広がって行った経緯がある。つまり、比較するために利用される指標。投資関連では、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などが投資信託などのベンチマークとして利用されている。
IT分野でのベンチマーク
コンピュータの領域では、ハードウェアやソフトウェアに関わるなんらかの性能を比較及びテストし、その割り出した基準を意味する。対象への相対的な性能を表す指標である。一般に、テスト用のプログラムを実行させてハードウェアやソフトウェアの性能を試すものだ。
ベンチマーク スコアは、テスト用のプログラムを実行させた結果を言う。この時に使われるプログラムは最初からベンチマーク用に設計されているものと、通常のアプリケーションを使う場合がある。ベンチマーク用のプログラムでは、わざと負荷を発生させるように設計されている。しかし、実際に性能を再現させやすいのは、普通のアプリケーションを使う方法である。
そのため、一般には現実的に妥当ではないベンチマークを利用する場合、注意が必要である。つまり、自身がよく使うアプリケーションの負荷に直接関わるベンチマークを使うべきであるということになる。
尚、コンピュータ分野(スマホを含む)でのベンチマーク テストでは、CPUやグラフィックなどの処理速度などがあげられる。
ベンチマークの意味を簡潔に説明すると
性能を相対的に測定するための指標のこと。