パーティション

パーティション(Partition)とは、ハードディスクの記憶領域に作成する区画のことで、論理的に区分けされた一つ一つを指す場合もある。

パーティションは仕切り、分け目、分割などの意味を持つ。パーテーションと発音することも。さて、パーティションには、プライマリ パーティションと拡張パーティションがある。

プライマリ パーティション

プライマリは一番目や最初といった意味がある。つまり一番目のパーティションのことで、ウィンドウズでは、Windowsが必ずインストールされている。システム パーティションとも。

拡張パーティション

拡張パーティションには通常、ウィンドウズをインストールすることはない。拡張パーティションは論理ドライブを一つ、或いは複数作成して利用することになる。また、論理ドライブとはOSが独自に認識するドライブであるため、物理ドライブとは異なる。物理ドライブとは、実際に存在するハードディスクなどである。

同じ物理ドライブに存在するパーティション同士は、いずれかに障害が発生しても、残った他のパーティションはその悪影響を受けないというメリットがある。これは物理ドライブが異なる場合でも同様で、パーティションによる区分けも似たような理屈で構築される。

また、ハードディスクなどは、空領域がなくなってくると何らかの不具合を発生させたり、動作が遅くなったり、不安定になることがある。しかし、パーティションで区切っていると、この悪影響を限定的な範囲のものにすることができる。結果としてハードディスク全体のデータが壊れてしまうといった最悪の事態を防ぐことが可能となる。

尚、Windowsの場合、確認をはじめ、分割、結合、変更、削除は「ディスクの管理」画面からできる。

パーティションの意味を簡潔に説明すると

ハードディスクの中に作られた仕切りの事。