かいぞうど/解像度
「resolution」は、解像度の他に、解決や分解能、決断、決議、議決などの意味を持つ英単語で、レゾリューションと言う。解像度は画像を表す一定間隔で仕切られた細かさを言う。単位はdhiで、一インチ約2.54センチとなる。
本来の解像度は、ある長さに含まれるピクセルやドット数の密度を示していたようであるが、画面の縦横に対してのピクセルもしくはドットの数を示す意味で使われることが多くなった。
画面の解像度は、いわゆるディスプレイの画面の解像度のことである。通常はディスプレイ本体の解像度とビデオカード(オンボードの場合も含む)の解像度は、同じものに設定されているか、もしくは変更、あるいは高いサイズに上げることができる。また、一覧を確認することもできる。この変更できる範囲は、ビデオカード(グラフィックボードとも)やそれを搭載するオンボードのマザーボードによって異なる。
変更した場合、例えば「ディスプレイ」と「変更した解像度」がどちらも同じであれば、ディスプレイの1pxは、「変更後の解像度」でも1pxになる。しかし、「ディスプレイ」に対して、「変更後の解像度」を三分の一にまで減らした場合、ディスプレイの1pxは、3pxに増えて表示されることになる。そのため、変更した解像度が画面のサイズに合ってない場合などは、アイコンが画面外に消えてしまう、といったことが発生する。ディスプレイの解像度と違う値に変更すると、大抵は見づらくなってしまうのである。
ちなみにパソコン上で画像のdpiを変更しても表示される大きさは変わらない。これは、ディスプレイでの表示と解像度には、関りが無いということを示している。変わるのは印刷して出てきた画像もしくは紙の内容である。その他、アスペクト比はモニターの縦横を比率で表した数値のことをいう。