フリーズ

フリーズ(freeze)とは、ハードウェアソフトウェアが不具合を起こして、何の反応も起こさなくなる状況を指す。

フリーズは、ハングアップや固まるといった呼び方もする。

フリーズの原因がハードウェアの場合は、一瞬固まるような感じでそのままシャットダウンされることが多いような気がする。パソコンのケースを開けて中のコードをいじくりまわすと、時々接触不良を起こしてフリーズを招くことがある。ソフトウェアの場合、マウスが動かなくなるので、すぐ分かる。

ハードウェアのフリーズ

ウィンドウズでは、頻繁にデータを書き換えられる部分を別のハードディスクに行わせることがある。これはSSD(従来のハードディスクより高速処理ができる記憶媒体のこと)の寿命が短くなるといった情報があるためで、SSDの寿命を伸ばすための施策だ。(SSDの性能は進化しているため、あまり必要ない施策でもある)仮にデスクトップの領域を他のハードディスクに移動させた場合、接触不良によって移動させたはずのデスクトップ領域が、どこかへ行ってしまうことがある。つまり、画面に置いてあったはずのアイコンが全て消えてしまう。

その場合、電源を入れたまま、ハードディスクのコードを弄らないようにしよう。いじるとフリーズするだけでなく、ハードディスクがそのものがお亡くなりになる可能性があるからだ。実はSSD施策ではなかったのだが、パソコンの不具合を直すために、放電して再起動するのがだんだん面倒臭くなって、ついつい電源を入れたまま触れてしまったことがある、一瞬フリーズしたような形で再起動できたこともあれば、パーツがお亡くなりになったことも何度か記憶に残っている。パソコン内部を弄るなら電源切って放電して、ついでに自分の静電気も放電しておこう。金属板に触れるなどして。

ソフトウェアのフリーズ

こちらは多くの人が経験しているのではないだろうか。原因がOSのこともあれば、ソフトウェアのこともある。ブラウザなんかでもホームページが何らかのスクリプトを組み込んでいて、それがきちんと動作しない、或いはスクリプトの量が多すぎるせいで、ウィンドウが固まることがある。後者はパソコンのスペック(性能)も関係している。いずれの場合もフリーズである。また、古いバージョンのブラウザを使っているせいで、新しく普及し出したスクリプトをブラウザ側がきちんと処理できなくてフリーズすることもある。このフリーズは、クライアントサイドで動くjavascriptが原因になることが多い。

もちろん、こういったフリーズは他のアプリケーションでも起こる。ブラウザが良く使われるから頻繁に話題になるだけだ。

フリーズの意味を簡潔に説明すると

コンピュータが固まること。