カバレッジ

カバレッジ(coverage)とは、ある範囲において、その範囲のどれぐらいがテストを実施されているかを示す指標のことである。

カバレッジは様々な分野で使われる言葉である。例えば、テレビ局などから発せられる電波で、それをカバーできる範囲や新聞などの普及率などを示す指標としても使われる。カバーとは日本語で「覆い」を意味する。つまり、物などに対してかぶせるものを指す。

プログラムの分野でのカバレッジとは、プログラムの中のソースコードがどれぐらいテストされたか、その割合のことを指す。コードカバレッジやコード網羅率とも表記される。

カバレッジは、アクセス解析や広告配信状況を確認するツールなどでも使われることの多い言葉であるが、基本的にはアクセス全体の範囲に対して、特定の範囲がどれぐらいの割合で存在するか、それを確認するようなものになっている。

ソフトウェア開発でいうカバレッジ

あるソフトウェアを作った場合、それはプログラムで出来ている。その全てのプログラムの中で、ある特定の部分を実行してエラーがあるかどうかを確認する。また、命令や条件分岐などの検証も実施する。この時、全てのプログラムに対して、確認や検証といったテストが終了している部分の割合のことをカバレッジと言う。

カバレッジの意味を簡潔に説明すると

ある範囲においてカバーしている領域。