ハードウェア
ハードウェアはソフトウェアの対比用語である。ソフトウェアは単にソフト、ハードウェアは、ハードと略されることもある。
ハードウェアは一般に、内臓ハードディスクやメインメモリ、CPUなどプロセッサ、空冷や水冷ファン、マザーボード(メインボード)、ビデオカード(グラフィックボード)、リムーバブルディスク、電源ユニット、その他の拡張ボード、これらを入れる筐体(きょうたい)、或いはパソコンやコンピュータそのものを指す。物理的に触れる機械や装置のことである。電子回路も含む。もともとは木製に対比する用語であったようで、英語では金属物を指す。
また、ハードウェアの外部装置では、スキャナやプリンター、外部ハードディスク、USBフラッシュメモリ、スピーカー、キーボード、マウス、ディスプレイなどがある。
一方、ソフトウェアは、プラットフォームとなるOSやアプリケーションなどを言う。OSはオペレーティングシステムのことで、ハードウェアとアプリケーション双方のやりとりを仲介する。ゲームや音楽、動画など娯楽に関するもの、各種編集ソフトやエディタ、支援ソフトなど、何らかの作業や仕事に関わるものなどが代表的。
ハードウェアもアプリケーションもそれ単体では動作しないが、OSが間に入ることによって様々なサービスを提供する。OSはアクティベートを行わなければならないウィンドウズやマックが代表例であるが、オープンソースソフトウェアのLinuxもある。こちらは無償となっており、サーバなどで使われることが多い。
また、本来、ハードウェア(PC)一つに対してオペレーティングシステムも一つであったが、仮想マシンによってエミュレータを利用すれば複数のオペレーティングシステムを一つのハードウェアにインストールして、同時に起動させることができる。