ユーザインタフェース
ユーザーインターフェース、ユーザインターフェース、ユーザーインタフェースとも表記されるが、どれも同じものである。
ユーザインタフェースは簡単に言えば、人間とコンピュータの間にある窓口のようなものである。インタフェースそのものは、接合部や接続部分、規約、手順、仕様などの意味を持つ言葉。ユーザとはコンピュータの利用者であり、つまるところ、両者の接触面である。
何らかの機械を用いる場合、操作を行う側は複数の計測器を見なければならない。これは、機械がどういった状態にあるのかを確認する必要があるため。計測器とは温度や電気、長さ、重さといった目視で判断しにくい対象を数値ではかり、これを可視化させる機器のことをいう。この場合のユーザインタフェースは、計測器となる。
パソコンでこの計測器のユーザインタフェースに該当するのは、モニターであったり、画面の中で動く表であったり、タスクマネージャーだったりする。また、キーボードやマウス、スピーカー、ハードディスクのアクセスランプ、電源ランプなどもユーザインタフェースとなる。
ちなみに、GUIやCUI、TUIなどもユーザインタフェースである。GUIはウィンドウズなどのOSで採用されているグラフィカルな画面で操作できるタイプである。CUIはテキストベースでコマンドライン入力するタイプ。TUIは、テキストだけでなく色の調整やダイアログボックス、プルダウンメニューなどを使うことができるユーザインタフェースのこと。
いずれも末尾にUIとついてる点から推測できるが、このUIは、ユーザインタフェースのことである。また、このどれもが画面に出力されるものを対象としており、要はディスプレイも含めてユーザインタフェースとなる。ユーザビリティとも深く関わる。